今日は、5月2日ですが、5日がお休みになっていますので、前倒しでこどもの日集会がありました。久しぶりに、全学年、園庭に出て、爽やかな春の日差しの下、とても気持ちの良い陽気の中で行われました。子どもたちの頭上には、十数匹の鯉が泳いでいます。各学年の名前を呼んで、挨拶をして、前置きの話を少しして、「端午の節句」と「こどもの日」の話をしました。5月5日は、とても説明がしにくい日の一つです。奈良時代から続き、江戸時代(鯉のぼりの登場)からは男の子をお祝いする日である事(端午の節句)、また1948年に制定された「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日である事(こどもの日)の2つが重なっているからです。5月5日は、男の子の健やかな成長や安全を願う「端午の節句」であると同時に、男の子、女の子には全く関係ない「こどもの日」となっています。こどもの日の日付については、いくつかの候補があったようですが、結局5月5日に決まったようです。大人でも混乱している人がいるというのに、子どもたちが混乱しない筈はありません。でも、この2つについて、何とか噛み砕きながら話したつもりです。もちろん、子どもたちが全部理解する必要はありません。全部理解(少しも理解できないかも知れません)できる訳がありません。しかし、話をしなくてはなりません。説明する必要があります。そうしてこそ、だんだんと理解ができるようになっていくでしょうし、語彙も豊富になっていきます。話を聞いた後(よく話を聞いてくれました)、みんなで、元気に「竹の子体操」をして、部屋で柏餅を会食しました。持ち帰りました鯉のぼりは、適切な場所に飾ってください。また、3日間の連休に入ります。連休明けにまた、元気にお会いしましょう!